<ゴミ箱?>
あれは去年の4月のある日の事、パソコンを始めたばかりの事だ。
わからない事があるとサポートサービスへ電話をして教えてもらっていた。
ふと気がつくと大切な「エクスプローラ」が画面から消えているではないか。
「大変だ」と思い、急いで電話した。
担当の人は一通り話を聞いてから「アッ、ゴミ箱へ捨てましたね」と言った。
私は覚えがないし「あんなもの、どうやってゴミ箱へ捨てるのだろう?」と
思ったのだが黙っていた。
相手は「ゴミ箱を空にしましたか?」と訊くので「いいえ、まだです」と答えた。
相手は「それじゃ、見て下さい」と言うので 私は「あんなもの本当にゴミ箱に
あるのかなぁ?」と思いつつ「ちょっとお待ち下さい」と言って立った。
すると相手は「奥さぁん、オクサァ~ン」と受話器の向こうで必死に叫ぶので
「はい、受話器は子機ですから持っております」と答えた。
相手は「どこへ行くのですか?」と言うので「ゴミ箱を見に行きます」と言うと
「そのゴミ箱ではありません」と言った。
私は「??????」の状態で黙っていたら「もう一度パソコンの前に座って
下さい」と言ったので席についた。
なんと、よく見るとパソコンにもちゃんと「ゴミ箱」があるではないか!
結局その日は自分で拾う事ができなくて、友達が来るのを待って拾って貰った。
屑篭を空にしていたら・・・、どんな会話になったのかと思うと今更ながら
????、!!!!の心境である。
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